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歴史資料群、調査整理へ「奥州モデル」(産学官連携成果を共有)

大谷選手の足跡たどる、水沢江刺駅交流プラザ「応援コーナー」一新(奥州市など)

大谷選手の足跡たどる、水沢江刺駅交流プラザ「応援コーナー」一新(奥州市など)
17日に水沢江刺駅構内・南岩手交流プラザで始まった大谷翔平選手企画展

 水沢出身で米大リーグ・ドジャース大谷翔平選手の企画展は「大谷デー」の17日、JR水沢江刺駅構内の南岩手交流プラザで始まった。同プラザ内の大谷選手応援コーナーをリニューアルし、貴重なグッズの数々を展示。少年時代の様子やこれまでの活躍を伝える報道パネルなどもあり、25年シーズン開幕に向けて応援機運を高めている。3月30日まで。入場無料。
 奥州市と大谷選手ふるさと応援団(会長・倉成淳市長)が主催した。報道パネルは約40枚で、本紙を含む地元3紙に掲載された記事、写真、号外を展示。水沢リトルリーグに所属していた小学生の時から、昨シーズンまでの足跡をたどることができる。
 関連グッズは市民や企業の協力を得て、約50点並べた。大谷選手とチームメートの山本由伸投手のダブルネームサイン入りドジャースキャップや大谷選手着用特注ジャケットのサンプル、WBCグッズ、サイン入り水沢ダウンなどが目を引く。投手と打者の等身大パネルがファンを出迎えている。
 幅広い世代に楽しんでもらおうと体験型、参加型イベントも企画。大谷選手の目標達成シート・曼荼羅(まんだら)チャートをテーマにした「夢をかなえるおみくじ」、応援グッズが当たるメッセージボックス、来場者シールアンケートを用意した。
 横浜市から家族4人で駆けつけたパート従業員田中純代さん(71)は「なかなかアメリカまで行けないので、大谷選手に少しでも近づきたいと思い来た。謙虚で、目標に向かって真っすぐ進むところがすごい。今年も活躍を楽しみに応援したい」とじっくり眺めていた。
 同プラザの開館は午前9時から午後5時まで。