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【トピックス】伊勢ノ海部屋が水沢公園で公開稽古

【トピックス】伊勢ノ海部屋が水沢公園で公開稽古

【トピックス】伊勢ノ海部屋が水沢公園で公開稽古
錦木関(右)の胸を借り、ぶつかり稽古に臨む漣

 大相撲の伊勢ノ海部屋による奥州合宿は11日、水沢公園内の奥州市営相撲場などを拠点に本格スタートした。朝からの公開稽古には、盛岡市出身の錦木関(東前頭7枚目)や、水沢出身の漣(さざなみ、西幕下38枚目、水沢南中卒)ら郷土力士も登場。迫力満点の体のぶつかり合いで、市内外から集まった観衆の視線をくぎ付けにした。稽古後、錦木関や漣らは写真撮影に応じるなど、古里のファンの期待をじかに感じていた。合宿は16日まで。

錦木や漣、郷土力士に観衆くぎ付け

 奥州合宿の開催は、2018(平成30)年に次いで2回目。奥州市相撲協会(千葉栄会長)などが受け入れ準備を進めてきた。
 伊勢ノ海親方(元前頭3枚目・北勝鬨(きたかちどき))ら部屋の一行は10日に奥州入り。初日は市長表敬訪問など、あいさつ回りが中心だった。
 公開稽古には多くの相撲ファンが詰めかけたほか、相撲場に隣接する認定こども園駒形こどもの杜(山下奈々江園長)の園児たちも、散歩がてら見学。最初は怖がっていたものの、真剣な表情で稽古の様子を見つめた。
 漣が錦木関の胸を借り、何度も勢いよくぶつかると、観衆らは「頑張れ」などと声援。一関市出身の鬨王(ときおう、東三段目85枚目)、盛岡市出身の曽我(西序二段86枚目)、宮城県石巻市出身の双子力士、達ノ海(だてのうみ、東序二段32枚目)と達ノ森(だてのもり、西序二段87枚目)らも、熱のこもった稽古を行った。
 北上市和賀町から訪れた鈴木栄一さん(76)は「力士を直接見たのは年ぶりで、当時は大鵬(元横綱)が活躍していた。テレビでは味わえない迫力でとても感動した。ますます相撲が好きになったし、元気をいただいた」と満面の笑みを浮かべていた。

【トピックス】伊勢ノ海部屋が水沢公園で公開稽古
稽古後、地元ファンらとの交流に応じる漣(左)

 稽古後、錦木関は「たくさんの方々に応援してもらいうれしい。力士になりたい人、相撲好きになる人が増えてもらえたら」と笑顔。7月の名古屋場所については「勝ち越して多くの白星を取りたい。優勝争いにも食い込めるよう、一番一番頑張りたい」と語った。
 漣は「周囲を見渡しただけで、(実家の)近所の人や知り合いがいて、緊張というか恥ずかしい面もあったが、いつも通り稽古できた。合宿で得た成果を生かして来場所は勝ち越したい。早く関取になれるよう頑張りたい」と抱負を述べていた。
 公開稽古は12日と14~16日も行われる。各日とも午前8時半から同10時半(15~16日は同10時まで)で、終了後は相撲体操体験や力士との交流ができる。15~16日は小中学生の選抜者を対象に相撲教室を実施する。錦木関は12日の稽古は休みとなる。