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福井敬さんと歌う喜び 市民合唱団がコンサートで共演(水沢・Zホール)

福井敬さんと歌う喜び 市民合唱団がコンサートで共演(水沢・Zホール)
市民による特設合唱団とZホール児童合唱団の子供たちと共に歌う福井敬さん(手前右)

 奥州市文化振興財団(鈴木美喜子理事長)などが主催する「福井敬ふるさとコンサートVol.3」が11日、水沢の市文化会館(Zホール)で開かれた。水沢出身のテノール歌手・福井さんが、125人の市民による特設合唱団らと共演。出演した市民らは、日本が誇る「スーパーテナー」と一緒に歌う喜びを味わった。
 19年、21年に続き3回目。客席で聴くだけではなく、ステージに上がり参加できる音楽芸術を市民に体験してもらおうと企画した。
 一般市民からの公募で結成した特設合唱団は、3月30日の結団式以降、土日を中心に練習を重ね本番に臨んだ。同ホールを拠点に活動している「Zホール児童合唱団」の子どもたちも加わり、江間章子作詞・中田喜直作曲『夏の思い出』、プッチーニ作曲のオペラ『トゥーランドット』より『誰も寝てはならぬ』など、日本の唱歌やオペラの名曲を歌い上げた。
 福井さんや妻でソプラノ歌手の由美香さんもソロで自慢の美声を披露。曲の合間には福井さんのトークもあり、「Zホールでは定期的に市民オペラを実施しており、私も出演させてもらっている。次の機会には見るだけでなく、ぜひ参加してオペラの面白さを味わってほしい」と客席に呼びかけた。