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亡き仲間の思い引き継ぎ 農業の大切さ伝える 小学生に稲刈り指導(奥州市水沢佐倉河)

亡き仲間の思い引き継ぎ 農業の大切さ伝える 小学生に稲刈り指導(奥州市水沢佐倉河)
地元農家の指導を受け、稲穂を刈り取っていく児童

 奥州市水沢の佐倉河小学校(波田野誠校長、児童197人)の5年生47人は24日、学校付近の体験学習実習田で稲刈りを行った。児童は農家の指導を受けながら鎌を使って黄金色の稲穂を次々と収穫していった。10年以上実施している同校恒例の農業実習だが、田んぼを管理し、常に先頭に立って児童に農業の大切さを教えていた千葉政三さん=佐倉河字西沖ノ目=が今年8月、81歳で死去。共に指導に当たってきた地域の農家や学校職員は、千葉さんの思いを引き継ぎ、これからも子どもたちに農業の楽しさや苦労を伝えていく。
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