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被災地に支援届け! 能登豪雨で募金活動(胆沢中学校生徒会が発案)
胆沢中学校(菅原文江校長、生徒343人)は生徒会が発案し、石川県能登地方を襲った豪雨災害に関する募金活動を同校で行った。被災地を支援しようと、生徒たちが9月30日と今月1日に実施。多くの生徒の協力で目標金額の3倍超が集まった。
同校では事前に各学級委員長がクラスで募金活動を周知。給食時間の学校放送も通じて協力を呼びかけた。目標金額は3万円。生徒が自らの小遣いから、1人当たり100円を寄付してもらうことを目指した。
生徒会執行部10人が両日朝に昇降口に立ち、登校する生徒に募金を呼びかけ。1日の昼休みには職員室でも支援への協力を求めた。
同日の放課後に同執行部が集計。目標金額を大きく上回る10万6194円が集まった。義援金は同県に送る予定。
生徒会長の3年佐々木昇太郎さん(14)は「想定より大きな金額が集まり、胆沢中の思いの強さに感謝している。一人でも多くの方の支援につながれば」と願う。生徒会担当の中舘一穂教諭は「今回の活動を通じて共に助け合う心を育み、困っている人がいたら積極的に声をかけられる人になってくれれば。素晴らしい活動だった」と話していた。