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急流舞台 カヌー力漕 ひめかゆカップに54人(胆沢)

急流舞台 カヌー力漕 ひめかゆカップに54人(胆沢)

急流舞台 カヌー力漕 ひめかゆカップに54人(胆沢)
激流に挑んだ奥州ジュニアカヌークラブのメンバー

 カヌーの「みちのくひめかゆカップ2026」は12日、胆沢若柳の奥州いさわカヌー競技場で開かれた。雨が時折降る中、全国から集まった選手たちが胆沢ダム直下にある国内屈指の急流コースで迫力あるレースを繰り広げた。

県民スポーツ大会カヌー競技兼ね、国民スポーツ大会ブロック大会と第53回東北総合スポーツ大会も併催

 県民スポーツ大会カヌー競技を兼ねた恒例大会で、今回は本年度国民スポーツ大会ブロック大会と第回東北総合スポーツ大会も併催。本来は福島県が主管する大会だが、会場としていた阿武隈川の島山カヌーレーシングコースが数年前の大雨で流れが変わり使用できなくなったことから、同競技場が代替会場となった。
 競技は、川の上につるされたゲートを通過するスラローム、速さを競うワイルドウオーター、SUPなどで川を下るワイルドスラロームを男女別に実施。全国から集まった54人が約230m区間を2回ずつこぎ下り、変化に富んだ流れに挑戦した。会場には「ゴーゴー!」と力強い声援が響いた。
 本県からは、奥州ジュニアカヌークラブを含む10人が出場した。千田太陽さん(水沢高3年)はスラローム競技を終え、「1本目は序盤で失敗したが、2本目は後半までペースを崩さずにこげた。8月のジャパンカップでは体力面を意識して臨みたい」と次戦を見据えた。
 同クラブのコーチで、自身もエントリーした藤野浩太さん(37)は「地元開催のプレッシャーに負けてしまったが、今季は調子が良いので反省点を意識しながらもう一段階ギアを上げたい」と振り返った。その上で「子どもたちはだいぶこげるようになってきた。他県選手とのタイム差を縮められるよう指導していきたい」と成長に期待を寄せた。
 福島県カヌー協会の遊佐久男会長(67)は「初めて訪れたが、きれいで安定した良いコースだと感じた。東北だけでなく全国各地から選手が集まり、国際大会に出場する選手もいる。世界に通じる選手が育ってほしい」と話していた。