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軍馬の郷資料館 開館10周年 にぎやかに(金ケ崎)

軍馬の郷資料館 開館10周年 にぎやかに(金ケ崎)

軍馬の郷資料館 開館10周年 にぎやかに(金ケ崎)
軍馬の郷六原資料館10周年記念祭で、踊りを披露する六原幼稚園の園児たち

 金ケ崎町六原の「軍馬の郷六原資料館」開館周年を祝う記念祭が10月31日、同館で開かれた。明治時代末期の洋風木造建築のたたずまいを残す同館。昨今は建築史などに関心を持つ人たちが県外からも訪れるなど、注目を集めているという。

注目集める明治洋風建築

 記念祭は、隣地にある二日町公民館を会場とした「北部まつり文化展」と併せて開催。緑に囲まれた両会場には、キッチンカーやポニー乗馬体験コーナーなどが設けられ、にぎわいをみせた。
 六原幼稚園児や、同町森山総合公園で活動しているヒップホップダンスの児童たちによる演舞で幕開け。馬にまつわる施設にふさわしく、ポニー乗馬のほかチャグチャグ馬コとの記念撮影会なども行われた。
 同館は、旧陸軍省軍馬補充部六原支部の官舎だった建物を活用し、2016(平成28)年10月1日にオープンした。同支部は1898年(明治31年)、旧相去村長や旧胆沢郡会議員などを務めた獣医師・桑島重三郎(1856―1907)によって誘致され、1925(大正14)年に廃止されるまでの間、軍馬の育成や補充施設として機能した。跡地は現在、農業大学校となっている。
 同大学校付近に現存する官舎3棟は、和洋折衷で当時としてはモダンな造り。国登録有形文化財に指定されており、うち1棟(1911年築)を県が復元し同館として活用している。
 同館運営協議会の石母田恒雄会長(80)=同町六原東町=によると、開館以来の来館者は9月30日現在で延べ7568人。「ネットで情報を仕入れた県外の人たちの来館が最近は目立つ。当時の歴史や建築物に興味があるようだ。10年間、何のトラブルもなく幸い。これからも皆さんの協力を得て運営していきたい」と話していた。