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高校生の自動車普通免許取得巡り、業界団体と教育現場 課題対応に温度差

高校生の自動車普通免許取得巡り、業界団体と教育現場 課題対応に温度差
(写真はイメージです)

 昨年度、県内の自動車教習所に入所した高校3年生3783人のうち、約2割の788人が3月末までに教習所卒業ができず、免許を取得できなかったことが、岩手県指定自動車教習所協会(石川淳也会長)の調査で分かった。高校生の教習所入所は晩秋から年末に集中する傾向があり、各教習所は3月ごろまでは繁忙期となる。昨今、教習指導員の減少や働き方改革対応などで、需要に応じた教習時間の確保が厳しい状況という。課題解消のため、同協会は高校側にルール見直しによる入所時期の平準化を働きかけているが、ほとんどの高校は見直しに消極的で、温度差が生じている。(詳細は本紙をご覧ください)