バイオリン、ピアノと合唱で“四季” 11月本番へ練習始動(Zホール)
一体感 包む熱気、江刺甚句まつり 大パレードで最高潮
第53回江刺甚句まつり(同まつり実行委員会主催)は最終日の4日、42歳と25歳の年祝連による町内巡演をはじめ、江刺鹿踊(ししおどり)・百鹿大群舞、江刺YOSAKOIグランプリ(Y-1)などが繰り広げられた。強風や降雨の影響も受けたが、「見るまつりから参加するまつりへ」のキャッチフレーズを象徴するように、1000人を超える人たちによる江刺甚句大パレードなどで胆江地区の春祭りを熱く締めくくった。
初日の3日夕方は突然の降雨に見舞われたものの、42歳年祝連「紫粋伝(しすいでん)」(阿部誠会長)と25歳年祝連「燎馬煉(りょうばれん)」(蜂須賀魁会長)が提供したお笑いコンビ「テツandトモ」のスペシャルライブは多くの人たちでにぎわった。
一夜明け、両年祝連は岩谷堂地区の市街地を練り歩く町内巡演を実施。さらに大通り公園に設けられた「おまつり広場」では、水沢と前沢の歳、25歳厄年連による演舞に交じって一緒に盛り上げ。参加人数の減少など、近年、胆江地区の厄年連、年祝連に見られる課題に直面しながらも、お世話になった人たちへの感謝、明るい地域を創造したいとの思いを演舞という形に変え、共に表現した。
出演者や来場者が少しでも楽しめるよう、祭典を陰ながら支える人たちも奮闘。41歳年代連「桜牙伝(おうがでん)」(岩渕世寿人会長)による縁日市「キッチンタイガー&ラビット」は、祭典来場者の胃袋を満たす料理を提供した。40歳年代連「繚煌会(りょうおうかい)」(菊地精治会長)は岩谷堂高校(助川剛栄校長)の生徒有志と協力し、前夜の雨でぬかるんだおまつり広場の地面を整地した。
夕闇が迫る中、江刺甚句大パレード、本ばか踊りと続きフィナーレ。胆江地区の主要春祭りは終わり、早苗がなびく初夏へと季節は移ろいでゆく。