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天文学者や現役大学生、科学の魅力伝える(国立天文台水沢で銀河フェス)

後継機12月から運用(天文台水沢のスパコン)

後継機12月から運用(天文台水沢のスパコン)
引き続きスパコン本体が設営される天文台水沢敷地内の建屋

 国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(小久保英一郎プロジェクト長)は、8月末で役目を終えた天文学専用スーパーコンピューター(スパコン)「アテルイⅡ」の後継機を12月2日から運用開始する。
 「アテルイⅡ」は2018(平成30)年6月から稼働開始。先月末で運用を終え、本体や冷却装置の撤去作業が行われた。
 設置場所は、アテルイⅡと同じ同天文台水沢キャンパス敷地内の建屋。本体設営や関連工事、ソフトウエアの導入・設定作業などに時間を要するため、10月に同キャンパスで開催する「いわて銀河フェスタ」では、スパコン関連設備の公開や展示は行わない。スパコンの愛称については、運用開始日に公表するという。