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活性化、産業振興へ期待 JR六原駅周辺整備が完了(金ケ崎町)

活性化、産業振興へ期待 JR六原駅周辺整備が完了(金ケ崎町)

活性化、産業振興へ期待  JR六原駅周辺整備が完了(金ケ崎町)
六原駅周辺整備事業完了記念式典で、改良工事された町道の「通りはじめ」に臨む出席者たち

 金ケ崎町が進めていたJR六原駅周辺の整備事業は、町道北花沢・中の町線道路改良工事の終了で一連の整備が完了した。地元自治会は約15年前から町への要望や町議会への請願を続けてきた経緯があり、長年の念願が成就。4日、現地で町主催の記念式典が行われ、関係者らが事業完了を祝うとともに駅利用の増加やにぎわいの創出、産業振興に期待を込めた。

地元自治会や民間組織が要望 念願成就

 11(平成23)年、同町三ケ尻の瘤木自治会は国道4号金ケ崎工業団地口交差点の十字路化の要望を町へ提出。その後、16年に三ケ尻や街、北部の自治会や工業団地内企業、金融機関、運輸・旅客運送関係者らで組織する六原駅前再開発推進協議会が立ち上がり、鉄道駅がある優位性を生かした地域活性化を図ろうと、JRや町、県などへ要望を重ねてきた。
 要望を受け町は、20(令和2)年度から駅前の空き家解体工事に着手。23年度に駐車場と町道の整備に取りかかり、駐車場は24年度に供用を開始した。町道(延長266・6m)は駅から同交差点へつながる道路で、10月に改良工事が完了した。総事業費は1億9655万円となった。
 整備事業が進められた6年の間に、無人駅となった駅舎を活用した飲食・雑貨店が開業。同駅周辺には物流倉庫やビジネスホテルが立地したほか、今年9月には大型のスーパーセンターも開店した。
 記念式典には、同協議会や県、施工業者ら約40人が出席。式典に先立ち神事が行われ、関係者らが玉ぐし奉てんなどに臨み、工事の無事完了を祝いながら駅利用者の利便性向上や地域住民の良好な住環境の維持、国道4号沿線の産業振興などに願いを込めた。
 式典で高橋文浩町長は、同協議会からの要望やこれまでの事業の歩みに触れ「事業完了は協議会の駅周辺活性化に向けた熱意や地域住民の理解と協力、町内建設業者の尽力のたまもの。駅を中心とした地域活性化や産業振興に寄与し、町民の重要な公共交通の結節点である六原駅の利用促進につながれば」と期待を込めた。
 関係者らでテープカットを行い、道路開通を祝福。皆白行山流三ケ尻鹿踊が演舞を披露し、出席者全員で町道を歩く「通りはじめ」を行った。
 同協議会の田口信会長(76)は「駅と工業団地が一本の道でつながり、工業団地従業員の駅利用がさらに広がる。オープンしたばかりのスーパーの影響もあり、駅周辺の活性化が期待できる」と話した。