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さらば「アテルイⅡ」(国立天文台水沢で稼働スパコン、先月末に運用終える)
大規模太陽フレア、GPS誤差に注意
太陽表面で発生する「太陽フレア」が頻発。規模も大きく、これに伴って生じるコロナガスが地球に向かって放出されており、GPSの誤差増大などが起きる恐れがある。
情報通信研究機構などによると、日本時間の今月8日の午前中から同10日午後にかけ、太陽表面付近に位置する黒点群から複数回の太陽フレアの発生を確認。6回は大規模なものだったという。太陽フレアが起きると、コロナガスが地球に向かって放出され、順次、地球周辺に到達する。同機構は「地球周辺の宇宙環境が数日間大きく乱れる可能性がある」としている。