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岩手県立大学長に鈴木厚人氏再任へ
来年3月で任期満了を迎える岩手県立大学学長について同大学は8日、現学長の鈴木厚人氏(76)が次期学長予定者に選ばれたと発表した。任期は来年4月1日から4年間。
鈴木氏は新潟県出身。東北大学大学院理学研究科博士課程修了後、素粒子物理学関係の研究機関で助手や教授などを務め、東北大学副学長、高エネルギー加速器研究機構長などを歴任した。
2015(平成27)年4月から岩手県立大学長に就任。初代学長の故・西沢潤一氏の在任期間7年を越え、既に歴代最長となっている。
大学運営と並行し、自身が長年推進してきた素粒子実験施設「国際リニアコライダー(ILC)」の実現にも深く関わり、本県の自治体などと連携して北上山地への誘致実現を目指している。