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ブラックホールの活動期捉える
ILC誘致、国内外の動向巡り意見交換(いわて未来研)
NPO法人いわて未来政策・政経研究会(相原正明会長、いわて未来研)は25日、水沢地区センターで意見交換会を開いた。役員や会員ら約20人が参加し、国際リニアコライダー(ILC)の誘致を巡る国内外の動向に理解を深めた。
岩手県ILC推進局の高橋則仁特命参事兼ILC推進監が招かれ、「ILCプロジェクトが創る岩手の未来」と題して講話した。
高橋氏は、ILCの科学的な意義や各分野への波及効果、県が進める「いわて県民計画」のILCプロジェクトなどについて改めて解説。「地域の皆さんと一緒になって、この地域を国際研究拠点にしていきたい。ILCの施設がただ来ればいい、とのことではなく、メリットを最大限に生かすにはどうすればいいかとの視点から考え、ILC誘致に引き続き取り組みたい」と話した。
相原会長は冒頭のあいさつで、「ILC計画が一日も早く実現できるよう、いわて未来研としても総力を挙げて応援していきたい」と述べた。