TOPIC

ILC 欧州建設の可能性も(推進派2氏が最新動向を語る)

ラッピング自販機あれこれ(文化部面連載「まちアート」より)

ラッピング自販機あれこれ(文化部面連載「まちアート」より)
ブラックホールがプリントされた菓子の自販機

 年中無休で稼働し、いつでも中の品物を購入できる自動販売機。近年は外装にオリジナルデザインを施し、PRや啓発活動に活用される事例も出てきている。胆江地区内で見かけた自販機をいくつか紹介する。

※おことわり…紙面掲載の内容を一部再構成しています。

 2022年10月、水沢吉小路の銘菓処高千代が、史上初のブラックホール(BH)撮影成功に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所にあやかり、BHの画像をプリントした自販機を設置した。店舗営業時間外でも、10種類ほどの菓子を購入できる。BHだけに代金は「吸い込まれて」いくが、代わりにおいしい菓子が出てくるのでご安心を。

ラッピング自販機あれこれ(文化部面連載「まちアート」より)
産直来夢くんの看板キャラクター・ライ夢くんの自販機

 鮮やかな黄色いボディーにかわいいイラスト。水沢真城の産直来夢くん入り口では、JAキャラクターの「ライ夢くん」がお出迎えしてくれる。ライ夢くんは店舗のあちこちに描かれていて、同産直の「顔」として定着しているようだ。

ラッピング自販機あれこれ(文化部面連載「まちアート」より)
ご当地ヒーロー・ガンライザーの自販機

 産直つながりで江刺ふるさと市場をのぞくと、こちらの入り口には岩手のご当地ヒーロー「ガンライザー」の自販機がある。県内全域に設置されているが、胆江地区ではほかに水沢のカルチャーパークあてるい駐車場、薬師堂温泉、胆沢ダム管理支所で発見した。キャラクターとキャッチコピーがインパクト抜群だ。

ラッピング自販機あれこれ(文化部面連載「まちアート」より)
奥州市版SDGsを紹介する市役所本庁前の自動販売機

 2022年2月、奥州市役所本庁前に持続可能な開発目標(SDGs)をうたう自販機が登場して話題を呼んだ。空の水色と雲の白、広がる緑という心和む色彩。市が独自に作製した市版SDGsロゴを配置し、「地球と共存する奥州」の意気込みを示している。