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ブラックホールの活動期捉える
ILC計画、国際協議の本格化を(東北推進協が議連会長に要望)
素粒子実験施設「国際リニアコライダー(ILC)」の北上山地誘致を目指している、東北ILC推進協議会はこのほど、国会のILC議連会長を務める塩谷立氏(衆院比例東海、自民)に要望書を提出。誘致実現に向けた日米欧政府間の国際協議を本格化するよう呼びかけた。
要望内容は、6月6日に仙台市内で開催された同協議会総会で議決されたもの。国際協議本格化のほか、次世代加速器装置の開発に資する国際共同研究への予算措置も求めた。
同推進協代表の大野英男・東北大学総長と、増子次郎・東北経済連合会長が塩谷氏に要望書を提出。同推進協事務局によると、塩谷氏は「研究者、経済界、地域の取り組みは重要。ここ2、3年が重要だと理解しているので、議連としてしっかり取り組んでいきたい」とコメントしたという。