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環境省「大気・水・土壌環境保全功労者」に宇宙実践センター

環境省「大気・水・土壌環境保全功労者」に宇宙実践センター
イーハトーブ宇宙実践センターへの本年度大気・水・土壌環境保全功労者表彰伝達式。中央が大江昌嗣理事長

 本年度大気・水・土壌環境保全功労者表彰に、県内から唯一、特定NPO法人イーハトーブ宇宙実践センター(大江昌嗣理事長、奥州市水沢)が選ばれた。大江理事長は「同センターの活動は大気・水・土壌に関係しており、活動が認められてうれしい。新年度も新たな行事を展開していく予定なので楽しみにしてほしい」と意気込んでいる。
 同表彰は大気・水・土壌の保全に対して顕著な功績のあった団体・個人をたたえ、環境省水・大気環境局長名で表彰している。今年度は全国で8団体・2個人が受賞した。
 同実践センターは、2006(平成18)年から星空観察会などのイベントや奥州宇宙遊学館の常設展・企画展を通じて、子どもたちや市民に自然科学について学ぶ機会を提供。大気・水質環境の保全・再生意識の高揚に貢献する普及活動を継続的に行ってきた功績が認められた。
 表彰伝達式はこのほど、水沢大手町の奥州地区合同庁舎で行われた。県南広域振興局保健福祉環境部の阿部真治部長は「長年の取り組みが評価されたことは私どもにとっても喜びであり、誇らしいこと。自然環境を次世代に引き継ぐためには環境保全の活発化が必要。後進の人たちの目標として更なる活躍を期待している」と話した。