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環境意識も空高く(めぐみネットが体験イベント)

環境意識も空高く(めぐみネットが体験イベント)
ペットボトルのロケットを飛ばす参加者ら

 奥州市環境市民会議「奥州めぐみネット」(若生和江代表)によるリサイクル工作のイベントがこのほど、胆沢の南都田地区センターで開かれた。市内の親子らが参加し、ペットボトルを活用したロケットを作って打ち上げに挑戦。リサイクルが環境に優しく、ごみの減量にもつながることを楽しみながら学んだ。
 ロケット作りは、カメラのフィルム容器を活用した7月下旬の「初級編」に続く「中級編」。同ネット運営委員の佐々木孝さん(70)が講師を務め、園児や小学生の親子ら5人が参加した。
 工作に取り組む前に佐々木さんが、地下から掘り起こされる化石燃料である石油からペットボトルが作られていることや、化石燃料が大切な地球の資源であることを伝え、リサイクルの重要性を説いた。
 ロケットは、500mlのペットボトルに牛乳パックを材料にした羽を付けたもの。屋外に移動し、発泡入浴剤を入れて水を加えてゴム栓をし、発射台から打ち上げた。空気を入れて飛ばすロケットについても試した。
 佐々木さんは「身近にある素材が化石燃料からできていることを認識し、それらを大切に使ってほしい。リサイクルできるものは、きれいに洗って分別。地球環境を大切にすることにつなげてもらえたら」と話していた。