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【トピックス】ILCはグローバル計画(浅井祥仁氏に聞く)

70年ぶり接近中のポン・ブルックス彗星(酒井栄さん=水沢=撮影)

70年ぶり接近中のポン・ブルックス彗星(酒井栄さん=水沢=撮影)
酒井栄さんが撮影した「ポン・ブルックス彗星」(7日午後6時40分ごろ、酒井さん提供)

NPO法人イーハトーブ宇宙実践センター副理事長の酒井栄さん(71)=水沢東中通り=はこのほど、「ポン・ブルックス彗星」の撮影に成功した。1954年以来の接近となる。
 個人としては史上最多の彗星発見記録(37個)を有するフランスの天文学者ジャン=ルイ・ポンが、1812年に発見した。1883年、米国の天文学者ウィリアム・ロバート・ブルックスが偶然見つけた彗星が、ポンが発見した彗星と同じであることが後に判明した。
 夕方から宵の早い時間帯にかけ、西北西の低い位置(アンドロメダ座付近)に見えるという。双眼鏡でなければ見えない明るさだが、太陽と地球に最接近する4月には明るさが増すという。次に地上から観測できるのは2095年となる。