TOPIC

天文学は「平和の学問」(戦後79年、記憶紡ぐ夏)

ILC巡り論戦(県議会6月定例会一般質問始まる)

ILC巡り論戦(県議会6月定例会一般質問始まる)
岩手県議会議事堂(盛岡市内丸)

 県議会の6月定例会は27日に再開し、一般質問が始まった。高橋但馬(盛岡選挙区、いわて新政会)、佐々木順一(花巻選挙区、希望いわて)、千葉伝(八幡平選挙区、自民党)の3氏が当局と論戦を交わした。佐々木氏は国際リニアコライダー(ILC)の本県誘致に向け、県として政府への働きかけを強めるよう要望した。
 これに対し、達増拓也知事は「ILC誘致へ、今年度から来年度はヤマ場と言われている」との現状認識を示し、「日本はILC建設を決断すべき。県として一日も早い政府の前向きな対応、表明をいただけるように、県内外の推進団体などの連携を図り、機運醸成の取り組みや国への働きかけを展開するなど、実現に向けて全力で取り組む」と述べた。